HOME l Checkpoint Cockers l Health l A-Cocker l Link l Mail l
CHECKPOINT CHARLIEAmerican Cocker Spaniel-Web

American Cocker Spanielアメコと暮らすと言うこと・・・
→ Content

・はじめに・・・

◎ドックショーのマナー

アメコと暮らすということ

アメコと暮らしていくということは
「覚悟」を決める事だと思います。全ては「自己責任」だという覚悟です。

それぐらいしないとね・・・おでたちとは、くらしていけないんだよ。だって、おでたち、ひとがつくりだした わんこだからさ。それでもいっしょにくらしていく?

Charlieが、私に残した最期の言葉です。

私とアメコとの出逢いは1991年。
これまでに4頭のアメコと暮らしてきました。
犬に関わっている仕事をしているのにも関わらす、4頭というのは、数的にはとても少ないと思いますが
私にとっては、私がアメコという犬種にどっぷりハマるには十分すぎる個性的な子達ばかりでした。
1991年 たまたま選んだ道が「トリマー」で
たまたま勤めた場所が、古いアメコのブリーダーで
別の国に行くはずだったのに、
たまたま日本のブリーダーさんのところに来る事になった    頭のちっちゃい、
爆毛のキャピキャピな黒白の女の子SUSAN。 
「アメリカンコッカースパニエル」という犬種がどんな犬なのかさえ、知らなかった私に彼女は、私にアメコのかわいらしさを教え、アメコの扉を開きました。
病気をして8歳10ヶ月の時、我が家の子になりました。

SUSANは、私の心の支えとなり、どーしてもSUSANがこの世に最初に生んだ子供が欲しいと思うようになり
2年後の1993年7月3日、うだるような暑さの中、5頭の子供たちを生みました。
 


その中の次男坊がCHARLIE。 
全ては、ここから始まりました。
決して「イヌ」っぽくはなかったけど、
11年2ヶ月という、短い時間の中で
「アメリカンコッカースパニエル」という犬種の
かわいらしさも、賢さも、怖さも、強さも、やさしさも、
全てを教えてくれました。

2004年、私の全てだったCharlieは、私に最期の言葉を残し
その姿は見えなくなりました。

これまでに、たくさんアメコの事を勉強してきたつもりだったのに、「アメコが大好きです」と言ってるにも関わらず
それらは結局、1番守らなくてはいけないCharlieを救うことには役立ちませんでした。
私の大好きなアメコは、その魅力の裏側に「人が作り出した犬種」であることのリスクが伴う事をChalrieの命と引きかえに知る事になりました。
それでも
Charlieと一緒に暮らした毎日は楽しい事ばかりで、今、思い出しても何ひとつ悔いはありません。

 


Shimbaは、縁あって私のトリマーとしての転機と同時に、Charlieと一緒に暮らす予定でいました。
若い頃から、そのShowdogとして活躍していた勇姿は見てましたが、まさか、そんな子が私と暮らすことになるとは、思ってもいませんでした。
しかし、突然Charlieが目の前から消えて、何が何だか分からなくなってる自分に、すぐにShimbaの犬生を引き受ける事が出来ませんでした。

考えて考えて、Shimbaと暮らしていく事は、Charlieと決めたことだから
Charlieの1周忌を済ませた翌日、Shimbaは我が家の子になりました。
Shimbaが8歳3ヶ月のときです。
お迎えに行ったその夜Shimbaに言いました。
「我が家には、神様はいないから、おかーさんは、自分のカンを頼りにShimbaを守るね。
でも、おかーさんのカンも信用ならないから、Shimbaはたくましく生きるんだよ」
自分の無知さに呆れて、どん底生活をしていた私を、ゆっくりゆっくり、引き上げてくれたShimba


彼は、私の子らしく、あり得ない事が起こっても、その度に、何度もミラクルを起こしてます。
私の無知から守り切れなかったCharlieの事を、決して自分の事は許さない私に
自分がミラクルを起こし生き続ける事で、支えてくれた友人たちが言うように
「Charlieは誰も救えなかった」事なのかもしれないと、そんな錯覚をしそうです。
もしかしたら、ShimbaとCharlieの共同作業で、Shimbaにミラクルを起こす事で
私にRaphaelを守る自信をくれてるのかもしれません。


Charlieが老犬という年齢になり、先を思ったとき、いつかもう1度、新しい子に出逢ったなら、
Charlieとしてきた同じことを一緒にしたいと思っていました。
願っているときは縁がなかったのに

2008年7月7日 
Raphaelという天使が舞い降りました。


それでもいっしょにくらしていく?うん、だいじょうぶ

Raphaelは私が知る「アメリカンコッカースパニエル」を、犬質という面からも更に奥く興味を持たせ、
アメリカという遠い国を、少し近い国にしてくれました。
そして、Raphaelに出逢わなければ追えない夢も、叶えてくれてます。

1991年から、この子達だけでなく、この子たちを通して出逢った数え切れないほどのアメコ達に出会い、別れ、
ラファには、これまでに彼らから学んだ全てを使って守りぬく覚悟でいたのに、それでも、ラファから学ぶこと、助けられることがどんなに多いことか・・・

まだまだ、Raphaelとの生活はこれからも続きますが

ここでは、4頭のアメコ達と暮らしてきた中で、
アメリカンコッカースパニエル暮らす人であれば、
もしかしたら、いつか誰かが必要とするであろう事を、
私の自分の言葉で、少しずつ書きとめておきたいと思ってます。

Charlie、Susan、Shimba、Raphael
いつも、ありがとう


 次へ >>   ドックショーのマナー


Copyright(C)2008〜 CHECKPOINT CHARLIE AMERICAN COCKER SPANIEL-Web. All rights reserved 
このサイトの著作権はCHECKPOINT CHARLIE・Yamamotoに帰属します。文章・画像 /イラストの転載・引用はご遠慮下いませ。
inserted by FC2 system